MENU

ヨンデミーは効果ない?【実体験】読書嫌い3人の子どもが3年続けた結論

・ヨンデミーは効果ないって本当?
・効果ないかもと思った実体験が知りたい!

そんな疑問を解決します!

実はわたしも、読書が得意ではなかった中学生の姪、小1で始めた息子、3歳から使っている娘の3人にヨンデミーを使わせてきたのですが、最初は正直、“うちの子に合ってるのかな?”と不安になることもありました。

でも、続けてみたからこそ実感できた“本当の効果”もたくさんあります。

この記事では、「ヨンデミーは効果ない?」と感じた瞬間も含めて、3人のリアルな体験談とともに、ヨンデミーの本当の価値をお伝えします。

目次

ヨンデミーが「効果ない」と感じるときにありがちな3つの理由

ヨンデミーを使っていると、どうしても「効果が感じられないかも…」と思ってしまう瞬間があります。

でも実際には、それが“失敗”ではなくて、多くの家庭でぶつかる「あるある」だったりするんです。

わたしの姪・息子・娘のケースをふまえて、ありがちな3つのつまずきポイントを紹介します。

読書が続かない/最初に挫折してしまう

ヨンデミーを始めてすぐ、「読まない…」「途中でやめちゃう…」ということ、実はよくあります。

我が家の姪も最初は「この本、長すぎて無理〜」と途中で読むのをやめてしまったことが何度か。

でも、それは本が合っていなかっただけなんです。

ヨンデミーでは、「YL(ヨンデミーレベル)」という指標で本の難しさが数値化されていますが、

最初のYL設定が高すぎると、子どもにとっては“読み切れない壁”になってしまうことも。

逆に、少しレベルを下げたら一気に読めるようになった、ということもよくあるんですよ。

「効果がない」=「子どもに合っていない」ではなく、レベル調整のタイミングが合っていないだけ、というケースは本当に多いです。

関連記事:ヨンデミーのレベル(YL)とは?難易度の目安や漢検との関係、実際に使った感想まで徹底解説!

感想文が負担に感じてしまう

ヨンデミーでは、読んだ本の感想を書く仕組みがあります。

これが「書くのめんどくさい」「何書いたらいいかわかんない…」とつまずく原因になることも。

我が家の息子も最初は感想が2行だけ。

でも、「そういう時期もあるよね」と見守っていたら、

ある日、先生からのフィードバックコメントにうれしそうに反応していて。

「読んでくれてるんだ!」という実感が、息子のやる気につながったようでした。

最初から上手に書けなくても大丈夫。

アウトプットの“質”より、“続けること”の方がずっと大切なんだと、息子を見て実感しています。

親が効果を実感できるまでに時間がかかる

親としては、「始めたからには成果が出てほしい!」と思いますよね。

でも読書の効果って、テストの点数みたいにすぐには表れないものなんです。

我が家も、「感想が雑だなあ」「本当に読んでるのかな?」とモヤモヤした時期がありました。

それでも続けているうちに、ふとした日常会話の中で、「それって○○と似てるね」とたとえ話が出たり、日記の言葉選びがちょっと変わったりして、「あ、読書がちゃんと生きてるな」と思える瞬間が少しずつ出てくるようになりました。

効果が見えにくいと不安になりますが、“じんわり効いてくる”のが読書の力。

焦らず見守ることが大切だなと、3人の成長を通じて感じています。

それでも我が家がヨンデミーを3年以上続けた理由

「効果がないかも…」と思った時期も正直ありました。

でも、それでも3年以上も続けてこられたのは、しっかり“変化”を感じる瞬間があったから。

ここでは、姪・息子・娘それぞれがどう成長したのか、そして続けてよかったと思えた理由をお話しします。

少しずつレベルアップする仕組みが、子どもにハマる

ヨンデミーの魅力のひとつが、「ちょうどいい難しさ」の本を提案してくれる仕組み。

読書レベルを数値化した「YL(ヨンデミーレベル)」のおかげで、

“あとちょっと頑張れば読めそう!”という本に出会いやすいんです。

息子は最初、簡単な絵本レベルのYL15からスタート。

「これは読めた!」という成功体験を重ねるうちに、気がつけばファンタジー小説も楽しめるYL40までレベルアップしていました。

姪も、読書嫌いだった中1の頃はYL30くらいの短めの本から始めましたが、

中3のときにはあの『はてしない物語』(YL53)を夢中で読んでいたんです。

「ゲームのレベルアップみたいで楽しい!」と言っていた息子の言葉が、まさにヨンデミーの良さを表しているなと感じました。

感想文を書く力が、確実に伸びた

もうひとつ、親としてはっきりと効果を感じたのが感想文の力です。

ヨンデミーでは、読んだ本について感想を書き、それに対して先生からコメントが届きます。

このやりとりが、自然な文章力のトレーニングになっていると感じます。

姪は、中学3年になるころには月に10冊以上の本を自分で選び、感想もすべて自主的に書くように。

以前は「書くのめんどう」と言っていたのが嘘のようです。

息子も、最初は「たのしかったです」だけだった感想が、

だんだんと「なぜ楽しかったのか」「自分ならどうするか」と書けるようになり、

小学校の作文の授業でも褒められることが増えました。

娘も「読むのが日常」に。未就学児にも効果あり

ヨンデミーは小学生向けのサービスではありますが、

我が家では娘が3歳のころからヨンデミーを使っていました。

文字はまだ読めなくても、音声読み上げ機能を使って一緒に読み聞かせしたり、

イラストの多い絵本(「あおくんときいろちゃん」や「もうぬげない」など)を親子で楽しんだり。

「ヨンデミーは勉強」ではなく、“毎日開くのが当たり前”の存在になっていました。

6歳になった今では、自分からお気に入りの本を開いてページをめくるようになり、

“読む力の土台”が自然と育っているなと感じています。

ヨンデミーで効果を感じるためにわが家で工夫したこと

ヨンデミーを3年以上使ってきて思うのは、ただ使うだけでは効果を感じづらいこともあるということ。

でも、ほんの少し工夫を加えるだけで、子どもたちの読書体験がぐんと楽しく、前向きなものになります。

ここでは、わが家で実際にやって効果を感じた3つのポイントをご紹介します。

最初は「読みやすさ重視」で本を選ぶ

ヨンデミーのおすすめ本の中には、レベルの高い名作や人気作品もたくさんあります。

でも、“高いYLの本=良い本”ではないんですよね。

娘が3歳のときは、「あおくんときいろちゃん(YL13)」など、絵が多くて内容もシンプルな絵本を中心に選びました。

息子も、最初は「短くて笑える」「読んでて楽しい」本ばかり読んでいましたが、それでOK!

最初のうちは、「読めた!」という成功体験を重ねることの方がずっと大切。

「この本なら読めそう」という気持ちを大事にして、レベルよりも“読みやすさ”で選ぶようにしていました。

感想は“続けること”を目標に

感想文って、大人でも「いきなり書け」と言われたらちょっと構えてしまいますよね。

子どもならなおさら。

そこでわが家では、「1行でもOK」「絵やスタンプでもOK」というルールに。

息子も、最初の頃は「たのしかった」だけで終わっていましたが、それでも「書けたね!」と毎回声をかけていました。

そうやって“書くこと”に慣れてきたころから、

「どこがおもしろかったの?」「○○みたいな子ってどう思った?」とちょっとずつ質問を加えていきました。

すると、自然と文章の量も増えてきて、表現も豊かになってきたんです。

ポイントは、最初から上手さを求めないこと。続けることで、確実に力になります。

親の“見守り方”がカギ

ヨンデミーを使いながら強く感じたのが、「親がどう関わるか」で、子どもの反応がまったく変わるということ。

読み終わらなかったときや、感想が雑だったときも、

「なんで最後まで読まないの?」ではなく、

「読もうと思ったんだね、それだけですごいよ!」と声をかけるようにしていました。

娘が読み聞かせ中に飽きてしまっても、

「今日はここまで読めたね」「明日は続きを楽しもうね」とポジティブに。

できたところに注目するだけで、子どもの「読書=楽しい」という感覚が育っていくのを感じました。

ヨンデミーの「効果ないかも?」を乗り越えた3人の実体験

「効果がないのかも…」と思った瞬間は、実際にわが家にも何度もありました。

でも、諦めずに見守ってきたからこそ、それぞれに合った形で“読書の楽しさ”が芽を出していったのを感じています。

ここでは、姪・息子・娘の3人がどんな壁にぶつかり、どう乗り越えてきたのかをご紹介します。

姪(中1〜中3)の場合|「感想が面倒」だった子が、読書家に

もともと本を読む習慣がなかった姪は、ヨンデミーを始めた当初、「感想文めんどくさい〜」が口ぐせ。

せっかく読んでも、書くのがイヤで続かない…そんな時期もありました。

でも、あるとき届いた先生からの丁寧なフィードバックに「ちゃんと読んでくれてるんだ!」と反応し、少しずつ変化が。

読む本のジャンルも広がり、最終的には月に10冊以上を自分で選んで読むほどに!

『はてしない物語(YL53)』を読み終えたときの達成感は、今でもよく話題になります。

関連記事:ヨンデミーは中学生にも使える?実際に3年間使った姪のリアルな感想とメリット・デメリット

息子(小1〜小4)の場合|「本嫌い」から「朝読書が日課」に

小1でヨンデミーを始めたとき、息子はとにかく“本が嫌い”。

文字が多いだけで「ムリ!」と読む前にあきらめることも。

そこでまずは、絵が多くて短く、笑える内容のYL15前後の本からスタート。

最初は1冊読むのにも時間がかかりましたが、

「できた!」「最後まで読めた!」という小さな成功体験を重ねることで、徐々に読書へのハードルが下がっていきました。

今では毎朝学校へ行く前に10分読書をするのが習慣に。

感想文もどんどん書けるようになり、「語彙が増えたね」と先生からも言っていただけるようになりました。

娘(3歳〜6歳)の場合|「まだ読めない」年齢でも“読むのが当たり前”に

文字が読めない3歳の頃にスタートした娘。

最初は「早すぎるかな?」と迷いましたが、音声読み上げ機能や読み聞かせ中心の使い方で、自然に「本を開くこと」が習慣に。

お気に入りは「あおくんときいろちゃん(YL13)」や「もうぬげない(YL20)」。

一緒に笑いながらページをめくる時間が、親子の大切なコミュニケーションにもなりました。

6歳になった今では、自分から絵本を開いて音読したり、

「この本、お兄ちゃんに貸してあげる」と“読書をシェアする”ような場面も。

“本を読むこと”が、娘にとっては特別なことではなく、“日常の中の当たり前”になっているのを感じます。

よくある質問(FAQ)

Q. ヨンデミーは「効果ない」って本当?口コミが気になります。

A. 効果を感じるまでには個人差がありますが、継続すればしっかり成果が出ます。

我が家でも、最初は読書が苦手だった子どもたちが数ヶ月〜1年ほどで「読書が好き」に変化。

特に、読書レベル(YL)を子どもに合ったものに調整することで、無理なくステップアップできました。

Q. 読書が嫌いな子にもヨンデミーは合いますか?

A. はい、むしろ「読書が苦手」な子にこそ向いているサービスです。

うちの息子も最初は本を開くだけでイヤそうな顔をしていましたが、

「短くて楽しい」本からスタートすることで、「これなら読めるかも」と前向きに。

最初の1冊が“ぴったり”だと、そこから一気に読書習慣がつきます。

Q. 感想文が大変ではないですか?

A. 最初は「1行でもOK」「スタンプだけでもOK」で十分です。

書くことが苦手な子に無理をさせる必要はありません。

ヨンデミーでは先生からのあたたかいコメントが届くので、「書く→返ってくる」という体験が楽しくなり、自然と継続できる仕組みになっています。

Q. ヨンデミーは何歳から始められますか?

A. 基本は小学生向けですが、未就学児でも楽しめます。

我が家では娘が3歳のころからスタート。絵本+音声読み上げで、親子の読み聞かせタイムにもぴったりでした。

「読むって楽しい!」という気持ちが自然と育ちます。

Q. 子どもの成長はどうやって確認できますか?

A. ヨンデミーには保護者向けの「読書レポート機能」があります。

読書量・YLの変化・感想文の提出状況などが一目でわかり、

「最近ちょっと読む量が減ってきたな…」というときの声かけにも役立ちます。

まとめ|ヨンデミーの「効果ない」は、最初だけかもしれない

ヨンデミーを3人の子どもと使ってきて感じるのは、

「効果ないかも…」と思うタイミングは、誰にでもあるということ。

読み進められなかったり、感想文に苦戦したりと、うちの子たちも、最初からうまくいったわけではありません。

でも、焦らず見守っていたら、少しずつ読める本が増えて、

「本っておもしろいかも」と思える瞬間がちゃんとやってきました。

だからこそ今は、「続けてきてよかった」と思えます。

最初のつまずきも含めて、それが読書好きになる第一歩なのかもしれません。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

8歳と3歳、ふたりの子どもを育てながら、日々の暮らしの中で「知育」や「育児」を楽しんでいます。仕事は研究職で、情報を正確に見極める力には自信があります。
子どもが夢中になった知育おもちゃや役立つ育児アイテムなど、実際の家庭での体験をもとに、信頼できる情報だけをお届けしています。
研究職ママが届ける、根拠のある知育おもちゃ×育児グッズがお役に立つと嬉しいです。

コメント

コメントする

目次